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独立・開業するなら 「 たこ焼き屋 」 が一番! たこ焼き屋普及推進委員会

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たこ焼き屋 開業Q&A       question and answer

Q1.たこ焼きは、誰にでも簡単にできるのですか?

【 Answer 】

たこ焼きを焼くのは、少し練習すれば誰でも出来ます。
あなたにでも 必ずできるようになります。保証します! 私の店でたこ焼を焼くことができなかった人は今まで居ませんでした。(ちなみに、約60人ですが)

関西地方では 一家に一台たこ焼き器があり、家族でたこ焼きパーティーをすると聞きます。このことからも、簡単に誰でもつくれるのです。心配しないで下さい。

では、お店で商売として 「 簡単にたこ焼きができるか 」 はどうでしょう?
「 たこ焼き 」 を商品として提供し、お客さんよりお金をもらうわけですから、ただの「 お家のたこ焼き 」では・・・、大変失礼になると私は思っています。
やはり、ちゃんとした業務用の器具を使用して、味も見た目もあるレベル以上のモノを提供する責任がお店側にはあるはずです。

お店を実際にやってみて解ったのですが、実は 業務用器具の強い火力&きちんと前処理した銅版(鉄板)など、プロ専用の道具類を使うと 家庭用で作るより簡単にできるのです。 私の姪っ子(小学生)でも検証しましたが、「 こっちのほうが簡単にできる! 」ということでした。

これは本当です! やはり商売の道具は、より使い勝手が良いのです。
ただし、その器具や道具を正しく上手に使う知識は必要ですけど。あとは経験を積むのみ!(焼く回数が多ければ多いほど上手になります)

Q2.たこ焼き屋を開業するのには、どれくらいお金(開業資金)が必要ですか?

【 Answer 】

これは難しい質問ですね。
店舗物件やその規模、販売形態などで、必要になる金額はかなり違ってきます。また、個人店かFCチェーン店かでも大きく違います。

では、いくつか具体例で説明しましょう。(きちんと比べるため店舗取得費用は別にして考えます)

まずは、たこ焼のFCチェーン店の場合です。

  ○ 加盟契約金   (50 〜 200万円)
  ○ 食材保証金   (50 〜 100万円)
  ○ 店長研修費   (1人  20 〜 50万円)
  ○ 内装・外装費  (200 〜 500万円)
  ○ 厨房設備費   (50 〜 300万円)
  ○ 開店諸費用   (30 〜 100万円)

どうですか、結構かかるでしょう! 合計すると、400万円〜1000万円が標準費用です。
ここでの留意点は、ほとんどがパッケージ化されており、これを削減(節約)したくても なかなか出来ないことです。

内装・外装・看板・設備などチェーンで統一したものを作るので、ほとんど交渉の余地はありません。また、業者の選定も本部より指定される事が多く、とても値引きなどを要求できる雰囲気は・・・ありません。 (FC本部が紹介料やバックを取っている場合もあるそうです)

納得が出来ないで反発ばかりしていると「別に加盟してもらわなくても、結構ですよ!」と、必ず逆切れして交渉を有利に運ぼうとしてきます。


次に、個人で「 たこ焼き屋 」 を開業するとどうでしょう。
内装・外装費、厨房設備費、開店諸費用等で、200 〜 500万円が平均額でしょう。
あなた自身が業者の選定や価格交渉をするので、そのやり方さえ間違えなければ、FC加盟に比べると低予算で済むでしょう。


最後に、屋台のたこ焼き屋の場合。
屋台に30 〜 50万円、あとは屋台用器具・什器類が50万円というところでしょうか。
屋台の場合は、設備や装備よりも販売する場所の確保がすべてです。もし、良い立地で営業できたなら間違いなく儲けることが出来ます。

ちなみに、私が理想とする規模のたこ焼き屋さんの場合は、3〜10坪ほどのお店で、総額200万円以内での開店を目指しています。(但し、店舗取得費は別になります)


Q3.たこ焼き屋の経費&損益は、どれくらいなのですか?

【 Answer 】

お店を経営していくのに一番重要な点は、儲け(利益)が出るかどうかです。
あなたがどんなに「 たこ焼き屋 」が好きでも、赤字では続けることは出来ません。
果たして、「 たこ焼き屋 」は 儲かる商売なのでしょうか? 説明します。

例えば、月の売上げが125万円(5万円/日で25日稼動)とすると、
普通のケースでは、
  ○ 原材料・包材費 (約38%)   47.5万円
   (最近食材が高騰してますので、高く設定しました)
  ○ 家賃               10万円
  ○ 水道光熱費             7.5万円
  ○ 人件費(アルバイト)       15万円
  ○ その他(TEL等)         10万円    となります。

※ 残りの35万円が、あなたの取り分になります。
 (1人or家族で運営すれば、人件費15万円も儲けに加わります)

さらに、「 経費を上手に削減する事 」と「 売上げをあげる事 」で、利益を大幅に増やすことが可能です。あなたの流した「 汗 」や「 絞った知恵 」がそのまま取り分に跳ね返ります。これは、やりがいがあると思いませんか?

もちろん立地条件の良い場所では売上げも高くなりますが、そのぶん家賃や物件取得費用も高額となり、「 リスク 」が大きく増えます。このあたりのバランスを上手にとることが大切です。


FCチェーン加盟の場合は、これに「 加盟料 」や「 研修費 」などの初期費用に加え、毎月の「 ロイヤリティ 」と「 販売促進費 」が有りますので、売れなくなると地獄となります。 初期投資が高額のうえ月々の固定費まで増えるリスクは、かなり大きなモノと認識してください。だから、耐えきれなくなってFCチェーンを途中でやめる方がたくさんいるのです。
そのことを考えると、本当はどちらが楽できるのでしょうか!


Q4.たこ焼き屋を開業するのに、準備期間はどれくらいかかりますか?

【 Answer 】

人によって、準備期間が違ってくると思います。

いろんな準備期間をいれて、普通は3ヶ月〜半年ぐらいではないですか。
たこ焼き屋開業に一番重要なことは、やはり 「 店舗物件選び 」 です。どうしても、これには時間がかかってしまいます。「 少しでも良い条件で開業したい! 」と、誰でも思いますからね。

ただ、店舗物件さえ決まってしまえば 後は各工事関係とあなた自身の準備です。 これは、不動産契約から、1〜2ヶ月で充分開店できます。

不動産契約は 本契約をすると同時に 「 家賃 」 が発生しますので、この期間をいかに短くするかが重要です。(大切な開業資金の節約方法になります)
ですから、今からでも各準備はしておいて損はありません。(オリジナル商品の開発・たこ焼き技術の習得・店舗設計案・ロゴマーク・店名案など〜)


私の場合は、店舗契約後(不動産契約後) 1ヶ月以内で2店舗とも立ち上げました。
1店舗目はバタバタしましたが、2店舗目はスムーズでした。やはり、経験に勝るものは無いです。


Q5.FCチェーンと個人店では、どちらがよいのでしょう?

【 Answer 】

これはいい質問ですね。
FCチェーンというシステムの本質と現状を知らなければ、正しい判断は出来ません。

その前に、あなたがお店を開業する目的はなんですか?
お店をやって成功してお金を儲ける事ではありませんか?

では、「 成功する 」 とは どのような状況でしょう。
私が考えるのに、「 成功する 」とは 「 開業資金を取り戻し、さらに長期間生業(なりわい)として利益を得ること 」 だと思います。

よくテレビの情報番組で、独立・開業のドキュメントをやっていますよね。
お店の企画から開店までのドタバタ&開店初日の盛況を取材していますが、これがいかにも大成功したように 番組を見てる側は感じるのです。(みのもんたが司会をしていた「 愛の貧乏脱出 」という番組もそうでした)

はたして、本当にこれで成功なのでしょうか?
私の街にも この「 愛の貧乏・・ 」に出演したお店がありましたが、繁盛したのは出演後3ヶ月ぐらいで 1年後には閉店しました。

お店を開業するとは、はじまりでしかないのです。 しかも、大きなお金を投資した 「 マイナス 」 を背負っての戦い。 あなたにとって、このマイナスは小さい方が良いに決まっています。


話を本題にもどします。
FCチェーン加盟は 高いお金を払って開業までのサポートをうけるのですから、確かに開業まではある程度スムーズにできるでしょう。開業当初は、その知名度(ブランド力)によってお客さんに来て頂けるかもしれません。

しかし、3ヶ月後から売上げは落ち着きます。
その理由は、お店に「 新鮮さ 」が無くなるため。開業当初は、お客さんの 「 一度食べてみたい 」 という好奇心等から ある程度盛況になるでしょう。しかし、3ヶ月もすると 「 いつでも食べられる 」 というお客さんの気持ちの変化から、あなたのお店に対する興味が急速に小さく&無くなります。
(他の新しく出来たお店に興味が移るのです)

「 新し物好きで飽きっぽい 」 は、日本人の特性でもありますよね。また、FCチェーンが拡大すればするだけお店の”特別感”は失われていきます。さらに、競合する類似店の出店攻勢にあうと、先はまったく見えなくなります。


ここからが、本当の戦いになるのです。
でも、どうやって戦うのですか? FC本部に頼るのですか?

本部で企画する販促内容は 全店共通ですから あまり効き目がないことを、この時になってイヤと言うほど知ることになるでしょう。あなたのお店にあった販促でなければ、お金をドブに捨てているのと同じことです。 結局は、自分で考えて実践するしかない・・。


○ブンイレブンや○クドナルドなどの超有名チェーンですら 既存店の売上げに苦戦している現状は、単一化された店舗の限界を感じます。

「 えっ!○ブンイレブンは、調子いいんじゃないの? 」 と思われるでしょう。
確かに本部はすごく儲かってます。
そのカラクリは、調子の悪い店は強制的に潰して、新しいお店をその数より多くつくるのです。(スクラップ&ビルド) これでチェーン全体の売上は増加、さらに新規出店する人から契約金や研修費が入りますから儲けられます。
所詮は、すべて他人ごとなのです。(失敗して泣いた人も多いでしょう)

さらに、これらの全国規模の大手チェーン本部が 「 各店舗の独自色強化や地域に密着した接客 」 などと、単一性や標準化が 「 チェーン店経営の最大メリット 」であることに対して、矛盾するようなことまで平気で始めてしまいました。

ということは、最終的には自分の力でやるようになるのですから、はじめからその方向で進んだ方が良いと思いませんか。その方が実力も間違いなくつきます。


初期投資の大きさ、開業後のフォロー、毎月のロイヤリティ、契約によるさまざまな規制等を考えると、「 こんなにリスクが大きいのなら、個人店の方がまだリスクは小さい 」と思えるはず。

最後に、私もいろんなチェーン店本部の人と話しをさせてもらいますが、「 どうしたら売上げが上るか 」 の方法を 具体的&納得できるように提示するところは・・残念ながら少ないです。
(テレビCMや新商品投入など、お金を掛けてやることばかり・・・)
多くのFCチェーンのノウハウは、商品の作り方、仕入れ方、お店のつくり方で、売上げをあげる方法では決してないのです。


Q6.お店を繁盛させるコツはありますか?

【 Answer 】

あります!
「 絶対繁盛する 」 という保証は出来ませんが、コツはあるのです。

それは、1.立地・物件選び
    2.オリジナル商品の開発
    3.価格設定
    4.店構え、内装、看板、お店の雰囲気
    5.広告宣伝・販売促進技術
     6.接客方法           の各項目を うまく実践すること。

これらの要因に出店する地域特性を考慮にいれて、独自性を生みだすのです!
(他のお店とはまったく違う、あなたの魅力を前面にだすことが大切)

今のお客さんは、「たくさんあるお店の中から選ぶ」ことに慣れています。ですから、店を選ぶ理由を与えないと、わざわざ買いには来てくれません。

そのわざわざ来る理由とはいったいなんでしょう?
思い浮かばない場合は、自分のことに置換えて考えてみて下さい。あなたが、そのお店によく行く理由はなんですか?
「 美味しいから 」 「 安いから 」 だけですか?
「 雰囲気が自分に合って居心地がいい 」 「 お店の人が、覚えていてくれる 」
「 自分より、子供がこの商品が好きだから 」 「 友達と会えるから 」
「 1階で なんとなく入りやすい 」 「 帰宅途中で便利 」 「 看板が目についた 」
などと、些細な事ですが いくつかの理由が必ずあるはずです。

お客さんも同じなのです。
そんな些細な理由が、お店を繁盛させる重要なヒントです。その理由を お客さんに与えるのには 何をしなくてはいけないか・・。上記の項目で、地域性を考えていろいろと試してみれば良いのです。

お店に来てもらえる理由を1つでも多くすることで、固定客(ファン)が増えて最終的に繁盛店といわれるようになるのです。


相談1.内装・設備の見積りが思ったより高くて弱ってます。どうすれば良いですか?

【 Answer 】

見積り明細書を見ていないので 個別に具体的なことは言えませんが、いくつかアドバイスをしたいと思います。

まず、見積り金額を不審に思ったのなら、他の業者にも一度見積りをしてもらいましょう。
この行為は「 相見積り 」 といって誰でもやることですから、「 最初の業者に悪い 」 などとは考えずに堂々とやることです。そして、項目ごとに比較して高いところを交渉するのです。

その項目とは、各工事内容ごとに、使用材料、材料単価、使用数量、工賃です。
もし、2つの業者の見積りがほとんど差がないのなら、それは適正な価格と言えるでしょう。

それでは、どうしようもないのか・・・。 同じ見積り内容では、たぶんムリでしょう。

次の手は、見積りの内容を多少変えること。
少しづつ単価の安い物にすることで トータル金額を下げていきます。もちろん、あなたが譲れない部分もあるでしょう。そのような ” お店の重要な売り ” の部分は なるべく残します。いくら安くなっても、お客さんが来なければ何にもなりませんから。

このときに重要な点は、高額な物から検討することです。
予算内の金額にすることが目的ですから、小さなところをいくら検討しても成果はなかなか出てきません。特に、冷凍冷蔵庫、コールドテーブル、製氷機、ステンレスフード、2槽シンク、 ジュースストッカーなどの厨房設備関係や、照明器具、換気扇、エアコン、看板などの電気・空調設備の関係、給排水設備関係は高額ですので要チェックになります。

あと、初回にでてくる見積り金額は値引き分をのせてあることもありますので、必ず減額の交渉はするべきです。(目安として5〜10%)
まずは、このようなことをやってみてください。それでも上手くいかない時には、ご連絡ください。


相談2.味には自信があるのですが、あまり売れません。アドバイスをお願いします

【 Answer 】

お店の「 店構え、雰囲気、立地、商圏、商品 」などを 実際に確認したわけでは無いので、エラそうにアドバイスなど・・・出来ません。
しかし、困っていらしゃるようですから、わたしの考えを1つだけ書いておきます。

「 味には自信がある 」 ということですから、きっと美味しいのでしょう。なのに なぜか売れない。

考えられる事のひとつは、お客さんが「 あなたのお店の存在を知らない 」 「 あなたの焼く たこ焼きの美味しさをしらない 」ということです。要は、もっとあなたやお店のことを皆さんに知ってもらうことです。

「 でもどうやって知らせるの?お金も無いし・・・」と思われるでしょう。
それは、工夫次第でなんとでもなります。
あなたが「 味に自信がある 」というからには、お客さんが食べて「 美味しかったよ 」 と何度も買いにくるのでしょう。まずは、その人たちに『 口コミ 』 をしてもらうことです。

『 口コミ 』 は、お店の努力である程度はつくることができます。
人間は、「 自分の知り得た情報を、他人に話さずにはいられない! 」という習性があります。
あなたも身に覚えがないですか?
例えば、たまたま見た事故現場のことを、つい会った人に「 知ってるxxで事故あったの! 俺、偶然見ちゃてさぁ 」 ということが・・。これと同じ心理にさせるのです。

そうです。
あなたのお店の情報を、お店に来た人にわかるようにするのです。
「 お店のこだわりとは 」「 使っている材料は 」「 店主はどんな 人」など〜、考えればいくらでもあるはずです。今までは、「 お客さんに教えても仕方がな い」と思っていたでしょうが 実は違ったのです。 もちろん、常連の方だけではなく、お店の前を歩いている人たちにも知ってもらうことです。

このサイトの中に もっとたくさんのヒントがありますので、目を通してみて下さい。 (現地出張相談もはじめました。必要であればご連絡ください。)


相談3.イベントに出店するのだけど、成功(繁盛)する方法を教えて下さい

【 Answer 】

どのようなイベントなのか詳しい内容はわかりませんが、出店して 「 成功(繁盛)させるコツ 」 みたいなものを書いておきます。

私も 「 たこ焼き屋 」 を長年営んでいましたので、お祭りやイベントなどに出店した経験は何度もあります。その経験から言うならば、いろんなお店がたくさんある中で実績を出す為には、「 いかにして目立って、お客さんを呼ぶか!」に徹する事、もうこれにつきます。
これは、実店舗においても 充分に参考になる考え方だとおもいます。


あなたがお客さんの立場ならどうですか?
数あるお店の中から、そのお店を選び&購入する基準はなんですか?
そう考えると 簡単にわかるのです。

ズバリ! 人気のあるお店ですよね。
人だかりのできているお店に自然と目がいってしまうのです。そして、自分も食べてみたくなる。帰ってからみんなに報告したくなる。 この感情は、イベント会場などでは、普通の街並みなどの環境に比べて 顕著になります。(それが人の心理なのです)

これが答えです。
商品をいかに売るかよりも、人をお店の前にいかに集めるかをまずは考えるのです。その商品が普通に良いものであれば 人さえ集めることが出来れば売れます。


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